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【18】気持ちいい感覚

ちょこっとエッチシーンあり。。。?

☆  ☆  ☆  ☆  ☆



何でこんなことになってるんだろう。

透弥が急に来て、つい部屋に誘ってしまってた。

コーヒーでもいれようとしていたとき、背後に透弥が立っていて、そして……。

理花は透弥に抱きしめられていた。

じっと理花を見つめる目。

あれがいけない。

きっとそう。

あの目に、吸い込まれるように、惑わされるように、心が惹かれるのだ。

なんだかわからないけれど、体が吸い寄せられるのだ。

目を閉じた瞬間、透弥にキスされた。

決して強引ではない、どちらかと言えば遠慮がちに触れる唇の感触と、

背中に感じる、軽く抱き寄せられている腕の感触。

どちらもふわふわと心地よくて、だんだんうっとり陶酔してくる。

いつの間にかキャミソールの紐が引っ張られていて、透弥の手のひらが胸元を探る。

「んっ……」

触れた唇の隙間から、耐え切れず声が漏れる。

透弥の唇が胸までおりてきた時、理花の理性は本能に負けた。

「透弥く……んんっ」

「……なに?」

「ど……どうしよう……」

「何が? 言って?」

「あ……あぁん」

「ベッド行く?」

体に力が入らない。

ふらふらの理花を、透弥がベッドに運んだ。

どうしてこんな展開になってるの?

どうしよう。

すごく気持ち良くて、頭が真っ白だ。






「理花、理花?」

頬を軽く叩かれて、理花は目を開けた。

「良かった。気がついた」

「……私、どうしちゃったの? あ、寝てた?」

「ごめん。俺、夢中になってて。気づいたら理花の意識がなくなって、反応なくなってて」

そうだ。

途中で頭の中が真っ白になって、何がなんだかわからなくなってた。

「ごめん」

透弥の目は、今にも泣き出しそうに潤んでいる。

「大丈夫だよ」

「俺、暴走して、理花のこと殺しちゃったかもって思って……」

殺しただなんて、そんな大袈裟な。と思ったけれど、透弥はどうやら本気で怖かったらしい。

その青ざめた表情が、不安だったことを物語っている。

「わたしこそ、びっくりさせちゃってごめんね。何だか、すごく気持ち良くなって……」

「それって、俺が好きだから?」

「……好き?」

「うん。好きなひととすると、気持ちいいって言うし」

俺も気持ち良かった。と透弥は照れたように笑った。

「俺は好き。理花が好き」

だから、そんな顔でそんな風に、そんなセリフを言わないで欲しい。

そうなのかもって思ってしまうじゃない。

「理花は?」

「わたしも好きかも」

ほら。

流されちゃった。

「え……、それ本当?」

透弥の目が、パチパチと大きく瞬きした。

驚いたような表情までもが、引き寄せられてしまう。

「確認しないで。わからなくなるから」

そうよ。

顔に惑わされてるだけとも考えられる。

「理花、深く考えすぎ」

「そうかな」

「そうだよ。認めてよ。理花は俺が好きなんだよ」

「そっか」

良くわからないけれど、これが好きって気持ちなのだろう。

理花は透弥の顔を見た。

じっと理花を見つめる目。何故だか知らないけれど、キラキラ輝いて見える。

この目を、この顔を、ずっと見ていたいと思った。

わたしだけ、見て欲しいと思った。

「わたし、透弥くんが……好き」

「じゃあ、今から理花は俺の彼女。だね?」

透弥の「だね?」って笑った瞬間の笑顔にクラッときて、理花は促されるように、うなずいていた。




続く。

川の流れのように~流されて~は、いけないのだ~♪

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